沖縄　北部で採取される天然植物で編まれる わらび細工のカゴ。 美ら海水族館のある本部半島今帰仁村の集落のみで製作されている天然素材のカゴ。 わらびと呼ばれている植物はシダの一種でコシダというもの。乾燥する前に編むことが必要なため、必要な分だけとり、編まれます。 最近では、材料も職人も少なくなりました。 女性の方一人とカゴ編み職人だったおばあの息子さんのみ。 町をあげて継承に取り組み、伝統、文化、手仕事を残すように頑張っているそうです。 沖縄の民具のわらびカゴは洗って天日干しができます。湿気の多い沖縄らしいカゴ。 使えば使うほど輝きも増し、味わいがでてきます。 何十年と使えるわらび細工のカゴ。 大変貴重な一品です。 一つ一つ丁寧に手作りされた、一点物の良さをどうぞお手元に。　 手付きかご みだれかごに取っ手が付いたもの。 取っ手はわらびのツルを数本ねじって作られており、 軽やかな印象のかご。 取っ手がしっかりと強い訳ではないので、 買い物かごのようにはできない。 果物や野菜を入れたりするのに実用的。